2023/03/18
離婚でマイホームを売却せず妻子が住み続ける・・【妻側のリスク】
離婚でマイホームを売却せず妻子が住み続ける・・
離婚時、大変よく相談頂く内容です。
お子様の学校問題で引越したくない、売却しても
住宅ローン返済できない、このような場合に多い
選択肢といえます。
こうした場合のリスクと対策をお伝えしておきま
す。
今回は【妻側の目線に立った相談】となります
まず、大前提として住宅ローンの支払いを他者が
強制することは出来ません!
お金を借りる契約をしたのは本人だからです。
非情ですが、お金を貸す銀行は夫婦関係の継続は
考慮しません。
住宅ローン名義が全て元夫の場合(家の名義も元夫)
【リスク】
場合があります。
元夫にも様々なことが起こります。
勤務先の倒産・親の介護等・・
住宅ローンを支払い続けることを公正証書などで
取り決めることはできません。
何も強制力がないのです!
住宅ローンは滞納が続くと一括返済を迫られ、
それも出来ないとなると競売となります。
住み続けている元妻と子どもは強制退去となり
ます。
【対策】
(親へのお願い)
・住み続けていく選択自体が危険。
・売却して財産分与できないか相談。
・売却予想価格より住宅ローン残高が多い場合、
スムーズに売却できないため、マイホーム
ぺアローンで組んで、それぞれに住宅ローンを抱えている場合
【リスク】
支払えないのであれば、売却を相談することに
共有名義不動産であるため、元夫との合意なし
任意売却によりローン残債より少ない金額で
【対策】
・元夫のローンを妻名義に変更する手続きを
・居住をあきらめ売却
・売却価格より住宅ローン残高が多い場合、
このようになります。
今回は、妻側のリスクと対策に絞った内容でしたが、
次回は夫側のリスク・対策をお送りします。
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「離婚とおうちで困ったときの相談窓口」は、
弁護士・司法書士・不動産会社が協力して、
離婚トラブルの解決のお手伝いをし、
ひとり親家庭の支援をするグループです。
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この記事の執筆は・・
離婚とおうちで”困ったとき”のあなたの街の相談窓口 代表
浅草縁結び不動産(縁結び株式会社)代表
・宅地建物取引士
・賃貸不動産経営管理士
・住宅ローン返済支援エージェント
石田栄一