不動産相続・住み替えなど、台東区の不動産売却なら「浅草縁結び不動産」｜【不動産売却まめ知識vol.20】不動産売却の背景：不動産会社の情熱とコスト

そのための第一歩として多くの人が取る行動は、不動産会社に査定を依頼すること。

しかし、私たちが普段見落としがちなのは、その査定依頼に対する不動産会社の熱心な取り組みです。

不動産会社は、我々の大切な物件を売却する機会を得るために、多大な広告費を投じているのです。

それもそのはず。

一度の取引で得られる手数料は数百万円にも上ることがありますから、多少の広告費をかけても十分に回収できるのです。

どれほどの投資をしているのか

不動産会社は、多くの人が利用するホームページを作成するため、専門家に依頼する場合が多いです。

その費用だけでも、数十万円から数百万円はかかることが一般的。さらに、一度作っただけで終わりではありません。

常に最新の情報を更新し、ユーザビリティを高めるためのメンテナンスも欠かせません。

また、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位に表示されるように、PPC広告¹という手法を使っています。

この広告は、広告をクリックするごとに500円～1000円の費用が発生します。

考えてみてください、あなたが一度その広告をクリックするだけで、不動産会社は1000円もの費用を支払っているのです。

そして、これらの広告費は月間数百万円にも上ることがあります。

≪PPC広告≫：Pay-Per-Clickの略で、クリックごとに広告費が発生する広告のこと。

検索エンジンの上位に表示されることで、多くの人に見てもらうことができる。

なぜ、これほどの費用をかけるのか

簡単に言えば、そのリターンが大きいからです。

たとえば、ある不動産会社が月間500万円の広告費をかけても、その月に1件の契約が成立しただけで、数百万円の手数料を得ることができます。

つまり、1件の取引でかけた広告費を回収し、さらに利益を上げることが可能なのです。

何度も広告を掲載している会社は、この費用対効果をしっかりと理解していると言えます。

それだけ、不動産の売却に対する取り組みが積極的であるとも取れます。

まとめ：不動産会社とのパートナーシップを大切に

我々が家を売るとき、背後でどれほどの努力とコストがかかっているかを知ることは大切です。

これを知ることで、不動産会社とのコミュニケーションが円滑になり、より良い取引が期待できます。

あなたの大切な家を手放す際は、その背景を思いながら、信頼できる不動産会社とのパートナーシップを築きましょう。