2022/05/31
【不動産売却まめ知識vol.21】不動産売却の成功は3社査定
これが、あなたの大切な家や土地を適正価格で売るための第一歩となります。
なぜ3社なのか?
たった1社や2社だけの査定では、その価格が市場価格として適切かどうかの判断が難しいのです。
例えば、A社が2500万円、B社が2650万円と査定してきたとき、どちらが正しいのか分かりにくいですよね。
しかし、3社以上の査定結果を比較することで、市場価格の範囲が明確になります。
A社が2500万円、B社が2650万円、C社が2590万円と査定した場合、2500~2650万円が適正価格の範囲となることが分かります。
査定は多ければ良いのか?
これには「質」が大切です。
たとえ何十社と査定をしても、必ずしも最も高い価格を出してくれるわけではありません。
逆に、多すぎる査定は情報の流出のリスクを増やしてしまう可能性も。
売却物件の情報が不要に多くの会社に知られることで、独占的な交渉力を失ってしまうことも考えられます。
実例を挙げてみましょう
佐藤さんは、先日、東京の一戸建てを売却しようと考えました。
最初は駅前の大手不動産会社1社にのみ査定依頼をしましたが、友人からのアドバイスで3社に査定を依頼することに。
結果、3社の査定価格には最大で300万円の差が!
この結果をもとに、佐藤さんは適正価格での売却を成功させました。
まとめ
不動産売却を検討する際には、最低3社の不動産会社に査定依頼することをおすすめします。
これにより、適正価格を確認し、安心して売却することが可能となります。
ただし、質を重視し、情報の流出には注意しましょう。
不動産の売却は一生に一度か二度の大きな取引。
成功させるための第一歩は、「最低3社の不動産会社に査定依頼する」こと。
このステップを忘れずに、最適な売却を目指しましょう!