2022/06/15
【不動産売却まめ知識vol.26】不動産売却の際、いつお金がかかるのか?
不動産を売却するとき、さまざまな費用が発生します。
売却をスムーズに進めるために、事前に支払い時期を把握しておくことが重要です。
1.売り出し前段階
・リフォームに関連する費用(例:壁紙の新調)
・家のクリーニング代
例えば、古い壁紙やフローリングは購入希望者の印象を下げる可能性があります。
そのため、小さなリフォームで印象をアップすることは価格交渉時に有利に働くことが期待されます。
2.売買契約時
・仲介業者への手数料の一部(仲介手数料総額の50%)
・印紙税
仲介業者の手数料は、売却価格に応じて決まりますが、この時点での半分を支払うことが一般的ですが、
決済時に100%という場合もあります。
3.決済時・物件引渡し時
・仲介業者への手数料の残金の支払い
・印鑑証明書の費用
加えて、特定の状況下での追加の費用:
◆ローンがまだ残っている場合
・早期返済の手数料
・抵当権の抹消に関する費用
◆登記簿に記載されている住所と実際の住所が異なる場合
・住民票の取得代
・住所の変更に関する登記手数料
4.年間の税金の申告時
売却によって利益が出た場合、その利益に対して所得税や住民税がかかることがあります。
しかしながら、自宅として使っていた不動産に関しては、一定の条件を満たせば3,000万円までの控除や、
税金の軽減措置を受けられることがあります。