2022/06/18
【不動産売却まめ知識vol.27】責任を取らない人のアドバイス
不動産売却の際の信頼できるアドバイスとは?
不動産を売却するとき、多くの方が身近な人への相談を考えることでしょう。
ご家族や友人、知人といった身の回りの人からの意見やアドバイスも気軽に聞けるし、心の支えにもなります。
しかし、本当に頼りになるアドバイスは、どこから得ることができるのでしょうか。
身近な人のアドバイスには注意
まず、身内や友人からのアドバイスは、一つの意見として受け取ることは大切ですが、
それを絶対的なものとして捉えるのは控えましょう。
例えば、以前マンションを売却経験のある友人がいたとしても、その経験があなたが売ろうとしている一戸建ての取引とは異なることが考えられます。
また、地域やエリアによっても不動産の取引状況は変わってきます。
都心のマンションと地方の一戸建てでは、取引の流れやポイントも異なります
そもそもあなたがこれから売却しようとする不動産は誰も売ったことがありません。
信頼できる意見の出所とは?
重要なのは、「誰の意見をどれだけ信頼するか」です。
信頼できる意見とは、結果に責任を持つ人から得られるものと言えるでしょう。
・実際の取引に関与する不動産業者、有料での専門家のコンサルティング
➔アドバイスの裏にプロとしての責任感や専門知識が基づいています。
・建物の状態をチェックする際に依頼した専門家
➔その評価にプロとしての信頼をかけているため、細部にわたって真摯に検査を行います。
また、どちらもお客様に信頼され続けるために、真摯なアドバイスやサポートが求められます。
結論
不動産売却を考えている際は、様々な意見やアドバイスを取り入れることは大切です。
しかしそれをどのように取り入れるか、また、どのアドバイスが真に信頼できるのかをしっかりと見極めることが必要です。
身の回りの人のアドバイスは感謝しつつも、専門家やプロの意見をバランス良く取り入れることで、より良い不動産取引を実現する手助けとなるでしょう。