不動産相続・住み替えなど、台東区の不動産売却なら「浅草縁結び不動産」|【不動産売却まめ知識vol.34】不動産査定価格と地震保険の価格

0120-502-218営業時間/9:30~19:00定休日/毎週水曜日

無料オンラインOK相談・査定依頼
メールは
こちら
LINEは
こちら

TEL

来店予約

Youtube

最新情報|
不動産売却情報ブログ

【不動産売却まめ知識vol.34】不動産査定価格と地震保険の価格

不動産売却を考える際、我々が最初に気にするのは、その物件の「査定価格」ではないでしょうか。
しかし、同じように重要なのが、火災保険や地震保険の価格です。
これらはどのように関連しているのでしょうか?

査定価格と火災保険・地震保険価格の違い

 

まず、査定価格とは何かを理解することが大切です

これは、「この価格であれば、売却可能だろう」と考えられる価格のことを指します。

火災保険の価格は、建物の再調達価格といい、万が一焼失したとしても補修できる価格です。

もしくは建て直した場合の価格です。この金額は保険会社の計算によります。

あくまで建物分だけで、土地の費用は計算されておりません。

地震保険の価格は、火災保険の価格の最大50%となります。

 

【具体的な実例】

 

マンション所有のAさんは、市場価格で4,500万円の査定価格がつけられました。

このマンションの火災保険の設定金額は1,400万円で、地震保険の価格はその50%の700万円とされています。

これを簡単にまとめると:

・査定価格:4,500万円

・火災保険:1,400万円

・地震保険:700万円

 

このように、査定価格と火災・地震保険の金額には大きな差があります。

これは、それぞれの価格が異なる要因に基づいて設定されているからです。

例えば、査定価格は物件の位置、築年数、設備の状態などさまざまな要素が影響します。

一方、保険の価格は、物件の耐震性や火災リスクなど、主にリスク要因に基づいて計算されます。

そう考えると、査定価格と火災・地震保険の金額が異なるのは、むしろ当然のことと言えます。

 

結論:査定価格と保険の価格は別物

 

物件を売却する際、持ち家の価値や市場価格を知ることは大切です。

しかし、それと同時に、火災や地震のリスクをカバーする保険の価格にも目を向けることが必要です。

これらの価格は、異なる要因に基づいて設定されているため、必ずしも一致しないことを理解することが大切です。

物件の価格と保険の価格を適切にバランスさせることで、安心して不動産売却を進めることができるでしょう。

 

この記事を書いた人

石田栄一

離婚とおうちで"困ったとき”のあなたの街の相談窓口 代表
浅草縁結び不動産(縁結び株式会社)代表
・宅地建物取引士
・賃貸不動産経営管理士
・住宅ローン返済支援エージェント