2022/07/12
【不動産売却まめ知識vol.35】不動産売却における「仲介手数料」
不動産売却における「仲介手数料」
不動産の売却を考えている皆さん、その際にどんなコストがかかるのか、しっかりと知っておくことは非常に重要です。
売却に伴う主な費用
不動産売却にあたって、いくつかの費用が発生します。以下のようにリストアップしてみました。
1.仲介手数料
2.土地測量に関する費用
3.司法書士への登記にかかる費用
4.住宅ローンが残っている場合の繰上返済費用
この中で、今回特に焦点を当てたいのが「仲介手数料」です。
この費用は、不動産の売買時に、仲介業者へ支払う料金のことを指します。
仲介手数料の基本的な計算方法
仲介手数料の計算は、物件の売買価格によって変動します。
具体的には、以下のような計算方法が一般的です。
・売買価格が400万円を超える場合: 売買価格 × 3% + 60,000円
・課税業者を利用する場合、上記に消費税を加算
詳細に分けて説明すると:
・200万円まで: 5%
・200万円を超え、400万円まで: 4%
・400万円を超える部分: 3%
例えば、以下のように計算されます。
1.200万円の物件: 200万円 × 5% = 10万円 → 消費税10%を加えると110,000円
2.400万円の物件: 200万円 × 5% + 200万円 × 4% = 18万円 → 消費税10%を加えると198,000円
3.3,000万円の物件: 3,000万円 × 3% + 60,000円 = 960,000円 → 消費税10%を加えると1,056,000円
4.1億円の物件: 1億円 × 3% + 60,000円 = 3,060,000円 → 消費税10%を加えると3,366,000円
まとめ
不動産の売却には様々な費用が伴いますが、その中でも仲介手数料は大きな部分を占めることが多いです。
上記の計算方法を頭に入れて、売却を検討する際の参考にしていただければと思います。
この他にも不動産売却に関する疑問や、他の費用についての詳細も後日解説していく予定ですので、ぜひお楽しみに。
皆様の不動産売却が、スムーズでリーズナブルに進むことを願っています。