不動産相続・住み替えなど、台東区の不動産売却なら「浅草縁結び不動産」|【不動産売却まめ知識vol.66】不動産「未公開物件」の真実

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【不動産売却まめ知識vol.66】不動産「未公開物件」の真実

「未公開物件」という言葉を聞いたことがある方は少なくないでしょう。

しかし、この言葉の意味や真実については、多くの方が知らないかもしれません。

 

 

未公開物件とは?

まずは、未公開物件の基本的な意味から始めましょう。

この言葉は、文字通り「一般には公開されていない物件情報」を指します。

一般の物件検索サイトや不動産業界で使用される物件情報データベース、「レインズ」に載っていない物件を指すことが多いです。

この情報は非常に魅力的に聞こえます。

多くの人が「まだ一般に知られていない特別な物件が手に入るかも?」と興奮するかもしれません。

しかし、実際のところ、未公開物件にはどのような背景や意図があるのでしょうか。

 

 

未公開物件の2つのタイプ

大きく分けて、以下の2つのケースが考えられます。

 

1.近日公開予定の物件

これは公開する予定の物件です。

売主から媒介契約にて預かった物件を、物件情報データベース「レインズ」に登録する前の情報です。

中古住宅の取引では、このケースが多いと言われています。

こういった場合、売り手側の不動産会社が、自らの顧客に先に情報を提供することが多いですね。

「当社だけの未公開物件」と言って顧客にアピールし、売手・買手双方の手数料を得るチャンスを狙います。

このケースでは、「未公開」とは「先取り情報」という意味合いが強いです。

 

2.公開の予定がない物件

公開されることがない物件も、未公開物件の範疇に入ります。

例えば有名な所有者が知られずに売却したい場合や、特定の事情で広く公開することが適さない物件などが考えられます。

このケースの物件は、文字通り「秘密の物件」と言えるでしょう。

 

未公開物件へのアプローチ

真剣に物件を探している方、特定の条件で物件を探している方は、未公開情報に強く反応しがちです。

しかし、名前だけで「未公開」と謳われている物件も実際には存在します。

したがって、未公開物件については、不動産会社に具体的な未公開の理由や意図をしっかり確認することが大切です。

 

 

まとめ

未公開物件には魅力がある一方で、注意が必要です。

未公開物件は、「お値打ち物件」ではありません。

ただ情報が開示されていないだけです。

興味を持ったときは、詳しく情報を確認し、自身のニーズに合うかどうか慎重に判断することが重要です。

物件選びは大きな買い物の一つ。

しっかりとした情報収集と確認を行うことで、後悔のない選択をしてください。

 

Regenerate

この記事を書いた人

石田栄一

離婚とおうちで"困ったとき”のあなたの街の相談窓口 代表
浅草縁結び不動産(縁結び株式会社)代表
・宅地建物取引士
・賃貸不動産経営管理士
・住宅ローン返済支援エージェント