2022/10/13
【不動産売却まめ知識vol.68】不動産を売る際の経費 ~全額早期返済手数料とは~
不動産の売却に際して考慮すべき経費は多岐にわたります。
具体的には以下のようなポイントを押さえることが必要です。
1. 仲介業者への報酬
2. 土地の正確な面積を確認する測量費
3. 登記にかかる司法書士への費用
4. 住宅ローンの全額早期返済手数料
この中でも、特に[全額早期返済手数料]について詳しく解説していきたいと思います。
「全額早期返済手数料」
もしもあなたがまだ住宅ローンの返済中であれば、物件を売る前にそのローンを完済しなければなりません。
なぜなら、ローンが残ったままでは新しいオーナーにその物件を正式に譲渡することができないからです。
このローンを早期に一括返済する際には、いわゆる「全額早期返済手数料」が必要となります。
この手数料は、どの金融機関でローンを組んでいるかによって、その額が異なることが一般的です。
例えば、手数料が無料の金融機関もあれば、31,500円や52,500円といった具体的な金額を設定しているところもあります。
特にノンバンクと呼ばれる金融機関では、返済額の1.5%程度の手数料が発生することも考えられます。
まとめ
住宅ローンが残っている場合、物件を売る前にそのローンを完済する必要があり、その際の全額早期返済手数料は金融機関によって異なるということです。
以上のポイントを覚えておくことで、不動産売却時の予期せぬ出費を減らすことができるでしょう。
最後に、売却を考えている方は、予め金融機関に問い合わせて手数料の詳細を確認しておくことをおすすめします。
不動産売却は一生に一度か二度の大きな取引です。しっかりとした計画と知識を持って、スムーズな取引を目指しましょう。