2022/10/16
【不動産売却まめ知識vol.69】査定の注意点と信頼のおける会社の選び方
不動産を売却する際には、納得のいく取引をするために不動産売却査定のプロセスを理解することが大切です。
しかし、査定を受ける際には注意が必要な点も存在します。
今回は、売却査定のデメリット・注意点と信頼できる不動産会社の選び方について詳しく説明します。
1. 不動産売却査定に隠れた落とし穴
不動産売却査定は、お持ちの不動産が市場でどのくらいの価格で取引される可能性があるのかを知るための重要なプロセスです。
しかし、査定には注意すべきポイントがいくつか存在します。
・情報の流出
もし査定を受けると、「売りたい」という意向が不動産会社に伝わってしまいます。
信頼性の低い会社だと、情報が漏れるリスクが考えられます。
この結果、不動産の売却を検討していることが周囲に知られる可能性も。
・セールスの電話や訪問
実際に売る意思がないのに査定を受けると、その後、不動産会社からの売却を促すセールスの電話や訪問が頻発する場合があります。
例えば、ある40代の男性は、転職のために家を売却するか迷っていた時期がありました。
そこで、一括査定にて売却査定を依頼したところ、査定後も頻繁に「売却はいかがですか?」という連絡が届きます。
売却自体を迷っているところだったので、非常に困惑していたという話を耳にしました。
2. 信頼できる不動産会社の選び方
売却査定を依頼する場合、以下の点を考慮して信頼できる不動産会社を選ぶことが推奨されます。
・実績と評価
会社の実績や、これまでの取引の評価をチェックしましょう。
ネット上の評価サイトや口コミなどを参考にして、実際に利用した方々の声を確認するのも良い方法です。
・地域の専門知識
地域に精通している会社は、そのエリアの市場価格や土地の特性をよく知っています。
そのため、適切な価格での売却が期待できます。
・対応の良さ
一度、相談に乗ってもらうことで、スタッフの対応や提案の質を判断することができます。
誠実に対応してくれる会社を選ぶと、安心して売却活動を進められるでしょう。
不動産売却は、人生の中でも大きな取引の一つです。信頼性のある不動産会社を選び、納得のいく取引を目指してください。