2022/10/22
【不動産売却まめ知識vol.71】不動産業者間の物件情報共有サイト「レインズ」
不動産会社は売却の依頼を受け、専属専任媒介契約・専任媒介契約を締結すると指定流通機構に物件の情報を登録します。
不動産業者間で「レインズ」と呼ばれている物件情報共有サイトです。
「レインズ」って何?
「レインズ」という名前を初めて聞く方も多いと思います。
これは、実は不動産業者間で利用される、とても大切なデータベースのことを指します。
レインズのポイント
1.独占的なデータベース: レインズは、不動産会社(宅建業者)のみがアクセス可能な情報源です。
2.詳細な情報検索: 地域や路線に沿って、過去の取引実績や現行の物件情報などを詳細に検索することが可能です。
3.物件情報の共有: 不動産会社間での物件情報の共有ややりとりがスムーズに行えます。
売却時のレインズの活用「レインズ」に登録された物件の多くは、成約情報も登録されます。
成約価格・成約日時が分かるわけです。
これによりマンションだったあ同じ物件内での成約事例が見つかる可能性もあります。
また土地・建物においても近隣の成約事例を確認することで、販売価格が相場からずれていないか確認することもできます。
不動産会社はこのシステムを利用することで、より多くの不動産会社があなたの物件情報を提供します。
購入客を見つける役目を果たすわけです。
まとめ
レインズは、日本の不動産売却の現場で非常に重要な役割を果たしています。
レインズは不動産会社はであれば、すべての会社で利用が可能です。
またこのレインズを利用して物件情報を取得しています。