2022/11/10
【不動産売却まめ知識vol.77】建物の状態、しっかり評価されていますか?
不動産取引は生涯で数回あるかないかの大きな取引です。
それだけに、不動産売却を検討している方々には、信頼性の高い不動産会社との取引が求められます。
今回は、不動産の評価について深く掘り下げ、皆さんが納得できる売却を進めるためのポイントをお伝えします。
1. 見た目だけで判断しない不動産の評価
誰しもが、自分の所有する不動産を適正に評価してもらいたいと考えます。
多くの不動産会社は、プロの視点で不動産の価値を判断します
しかし、残念ながら「外見の清潔感」だけを重視する担当者も存在します。
外見の良さも確かに重要ですが、それ以上に「建物の構造は安全か」ということがクリティカルです。
例えば、天井裏や床下の状態は一見すると分かりませんが、その部分が老朽化していると後々の取引で大きな問題となることも。
2. 信頼性の証、建築士によるチェック
近年、媒介契約を結ぶ際に、建築士が無料で専門的な建物の検査を行うサービスを提供する不動産会社が増えてきました。
このようなサービスを導入している会社は、建物の状態を専門家の目線で正確に評価してくれます。
実際に、東京都内のAさんは、見た目は綺麗だった家を売却しようとしたところ、専門家による検査で床下に水漏れが発見されました。
この水漏れが早期に発見され、修繕されることで、後の取引でのトラブルを防ぐことができました。
3. トラブルを未然に防ぐ
後から問題が発覚すると、買主との間に信頼関係が崩れ、トラブルの原因となります。
そのようなトラブルを避けるためにも、初めから建物の状態をしっかりチェックしてくれる不動産会社を選ぶことが大切です。
まとめ:確かな評価で安心の売却を
皆さんの大切な不動産を適切に評価するため、外見だけでなく建物の中身にも目を向ける必要があります。
そして、建築士による専門的な検査を行う不動産会社を選ぶことで、安心して取引を進めることができます。
売却をお考えの方は、ぜひ信頼できるパートナーを見つけ、安心して次のステップへ進みましょう。